2012年12月04日

Kindle PaperWhiteのバグ発見

そんなわけでかれこれ2週間ちょっとKindle PaperWhite日本語版を使っているが、バグをひとつ見つけた。PaperWhiteから追加された新しい機能の読書残り時間表示だが、これが本を読み進めていくうちに、どんどん増えていくのに気づいた。

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PaperWhiteでは読書の残り時間を画面に表示させることができる。読んでいる本を開いた状態で、メニューから「読書の進捗状況」を開き、表示させたい項目を選択すればよい。標準言語を日本語に設定した状態で英語の本を読んでいると、残り時間が増えていく。日本語の本を読んでいる時は、ちゃんと減っていく。右綴じと左綴じを間違えているのかとも思ったが、今読んでいる章の残り時間は英語の本でも減っていくので、そう単純でもなさそうだ。

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本を読んでいるときには表示も小さいし内容に熱中しているのでそれほど気にならないからいいのだが、Amazonに知らせたほうがいいだろうか。まあ、私が報告しなくても誰か几帳面な人が報告するだろうから放っておくことにする。


《Kindle PaperWhiteのスクリーンショットの撮り方》

ちなみにPaperWhiteのスクリーンショットの撮り方だが、隠しコマンドみたいなもので普通は気づかないだろう。画面右上と左下を同時に押すと、画面が一瞬フラッシュする。これでスクリーンショットが撮れている。撮れたスクリーンショットは、Kindleのルートに画像ファイルとして保存されるので、USBケーブルでパソコン等に接続して取り出せばよい。
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2012年12月01日

ご無沙汰です

リストラ、就活、再就職、研修等々、個人的に多忙だったせいでこのブログもしばらくほったらかしになっていたが、ようやくちょいとゆとりができてきた。忙しかったとはいえ、世の中に無関心だったわけでも本を読むのをやめていたわけでもない。

ばくっと電子書籍関連の出来事をピックアップすると、まずAmazonに先立って楽天がKoboを売り出したわけだが、正直あんまり興味は引かれなかった。日本のAmazonが日本語版Kindleの「近日発売」をすでに発表していたし、そっちを待ってればいいかと漠然と思っていたわけだ。それに発表された情報を見る限りKoboは端末としてはそれほど目新しいものでもない。

《楽天Koboのこと》

ところが、8月の終わりごろだったか、楽天からKoboのモニタ依頼のメールが来た。なんでもKoboを無料で提供するから、2回ほどアンケートに答えろといった内容だった。無料でもらえるなら試してみようと受諾した。数日後Koboが届きアカウント設定をして、ためしに数冊購入して読んでみた。初期セットアップでトラブル多発だとか、サポートの対応が悪いとか、あまり芳しくない噂が飛び交っていたが、特に何のトラブルもなく設定完了。たぶんある程度対応した後の端末を送ってきたのだろう。

使ってみての感想だが、Kindlerの私としては正直完成度が低いと感じた。最近ではファームウェアがアップグレードされて解消されたが、もらった当初は無線LANの圏外に出るとエラーメッセージが頻繁に出て非常にうざかった。

Koboで本を読んでいると、時々「バッジ」獲得のメッセージが何の脈絡もなく表示される。「バッジ」とは何ぞやと思って調べてみたら、たくさん本を読んだとか、何時から何時の間に何回読んだとか、一定の条件をクリアするといろんなバッジがもらえるというシステムらしい。当初はやたらバッジが届いたが、ひととおり貰いつくすとほとんど届かなくなった。いまいちよく意味がわからない。まあ、こういうのを楽しみにする人もいるのだろう。

《日本語版Kindle PaperWhite》



そんなわけで、日本語版KindleまでのつなぎとしてしばらくKoboを使っていたわけだが、野田総理の「近いうち」より長かった気がする「近日」がようやく実現した。PaperWhiteの画面が白い理由がわかってちょっとがっかりしたが、暗いところでも本が読めるのは意外と便利だ。要するにスクリーンを枠の横からフロントライトで照らしているだけなのだが、その分若干Kindle4に比べて重量が増しているようだ。

暗い場所でも目に負担をかけることなく(照度を調節できる)本が読めるというのは、私としては非常にポイントが高いのだが、それ以外は端末自体の性能としてはKindle4とたいして変わりはない。ページめくりなどの操作性はKindle4の方が若干いいくらいだ。

でも、本を探すとか自分のドキュメントをメールで送るとかいったお馴染みのKindleのサービスは日本でもそのまま使えるし、日本語版Kindleには英英、英和、国語辞典等いろんな辞書が最初から入っていて、後から追加もできるし標準で使う辞書を切り替えることも簡単にできるようになった。ちょっと嬉しかったのは、知らない単語を調べたとき標準設定した辞書に載っていない単語だったら、自動的に内蔵されている他の辞書から調べてくれることだ。

もうひとつ、PaperWhiteの新しい機能で妙なのが、読書時間の表示だ。ユーザの読む速度を計測して、本(または読んでいる章)を読み終わるまでの時間の目安を時々表示する。電子書籍は読書の進捗状況がわかりにくいという欠点があるが、いろいろ工夫を考えるものだ。良し悪しは人によって別れるところだろう。

《やっぱりKindle》

楽天もKobo Gloをリリースしたようで、端末の機能としては大して差がないのが現状だ。品揃えも大差ない。でも、やっぱりKindleが届いてからはKoboにほとんど触らなくなってしまった。これまで数年にわたってKindleを使い倒してきた気安さもあるが、端末以外の部分が大きい。本の探しやすさ、Send to Kindle等はもちろんだが、紙バージョンしかない本には、アメリカのAmazonのサイトと同様「Kindleで読みたい」ボタンがついた。

Koboにも電子書籍にして欲しいというリクエストを受け付ける気はあるようだが、「リクエストはこちら」ボタンをクリックすると、Eメールが起動する。ワン・クリックでリクエストできるのと比べると、めんどくさい。メーラーが起動した時点で止める人も多いだろう。(私もそうだ)

毎年のように「電子書籍元年」といわれてきたが、ようやく本当の「電子書籍元年」が来たようだ。
posted by Fion at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | キンドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月23日

The Rook: A Novelを読んだ

【書評】Daniel O'Malley著 The Rook: A Novel ★★★★★

ジャンルとしてはスーパーナチュラル系サスペンスといったところだろうか。

『あなたへ、
今あなたが着ている身体は、以前私のものでした。』

ちょっと好奇心を刺激されるこの書き出しに釣られて、一挙に読んでしまった。主人公はミファニー・トーマスという若いイギリス人女性だ。といっても最初は本人は自分の名前すら知らない。これは記憶を失った主人公に宛てた、記憶を失う以前の本人からの手紙だ。つまり、読者は主人公と同じ白紙の状態で手紙を読み進めていくことになる。



ミファニーはイギリスの秘密機関のエージェントだ。何者かに命を狙われていて、何らかの襲撃を受けた結果、記憶を失うことになったらしい。事前にそれを予期していたかつてのミファニーは、記憶を失った自分自身に宛てて手紙を残したのだ。だが、かつてのミファニーにも、誰がどういう理由で彼女を狙っているのかまではわからない。何もわからず、誰も信じることができない状況の中で、記憶を失った彼女はミファニー・トーマスを装い謎に挑んでいく。

と、これだけでもなかなか面白そうだが、それだけじゃない。ミファニーが所属する組織は、超常現象を専門に扱うイギリスの秘密国家機関だ。ポルターガイストやエクトプラズム、狼男やヴァンパイアなど、警察や普通の軍隊じゃ対処できないようなバケモノの類を退治する。ミファニー自身も含めて、エージェントの多くは特殊能力者だ。ヒーローズみたいに妙な能力を持った人たちがやたら出てくる。

そんなわけで、普通のサスペンス小説のつもりで読み進めていくと、「えっ、私(ミファニー)って超能力者なんだ・・・」なんて具合に、主人公と一緒にびっくりすることになる。なかなか面白い手法だ。話の展開はテンポが良く、一つの謎が解明されても、次々と新たな謎が浮かび上がり、飽きることなく最後まで一挙に読める。とはいえ、最後に一連の事件の黒幕が長々と事のいきさつを告白し始めた時には、岸壁で犯人の告白を延々と聞いている2時間サスペンスを見ているような気になってきた。この辺りの描写にはもうちょっと工夫が欲しかった気もするが、全体的にはなかなか楽しめる作品だった。続編に期待したい。



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posted by Fion at 15:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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