2010年06月08日

Evernoteの便利な使い方(3)

【レビュー】Webサービス Evernoteの便利な使い方(3)
キンドルが届いて有頂天になっていたのでしばらくご無沙汰だったが、Evernoteに少し話を戻そうと思う。Evernoteが提供するデスクトップアプリケーションがけっこう便利だ。

Evernoteで無料でダウンロードできるデスクトップアプリは、WindowsやMacの他にもiPhoneやWindows Mobile、BlackBerryなどがいろんなデバイス用のものが揃っている。iPadやVaioは、買った時からもれなくインストールしてあるそうだ。だから自分が使う端末にひととおりインストールしておけば、どの端末からも同じ情報にアクセスできる。といっても、いわゆるスマートフォン向けのアプリはあるが、普通の携帯電話には対応していない。それから、Linux用のアプリも今のところない。これはWineを使えばなんとかインストール出来るようだが、やった人の感想ではトロいそうだ。ユーザが増えればそのうちUbuntu向けのアプリもできるのじゃないかと、期待している。

ウェブブラウザからEvernoteにログオンしても、デスクトップアプリと同様に自分のデータにアクセスは出来る。新規にノートを作成したり既存のノートを編集したりと、一通りのことはウェブでもできるが、デスクトップアプリの方が便利なことがいろいろある。そのひとつがセキュリティ機能だ。

【Evernoteのセキュリティ機能】

ネット上に重要な情報を保存することにセキュリティ上の不安を覚える人はたくさんいると思うが、Evernoteのデスクトップアプリを使えば、大事な情報を簡単に暗号化することができる。



ビデオを見れば一目瞭然、非常に簡単だ。これで少し不安が減る。ウェブ上で色々やってみたが、ウェブでは暗号化はできないようだ。スマートフォン向けのアプリではまだ試していないが、パソコン用アプリで暗号化できればとりあえずは十分だろう。また、月5ドル(年額45ドルの割引有り)を払えばプレミアム会員に昇格できるが、プレミアム会員になるとデータ通信がすべてSSLで保護される。まあ、SSLとパスワードによるテキストの保護があれば、個人用のデータ保護くらいなら十分だ。


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2010年06月03日

Evernoteの便利な使い方(2)

WebサービスEvernoteのOCR機能について昨日書いたが、今日はウェブクリッパーについて紹介しようと思う。ウェブクリッパーとは、閲覧しているウェブサイトの一部又は全部をそのままEvernoteに保存することができるという便利なツールだ。

公私を問わず、いろんな調べ物をネットですることが多いが、その時とりあえず便利そうだとか役に立ちそうだと思うサイトがあったら、片っ端からEvernoteに放り込んでいる。ネットでいろんな調べ物をしている時に、今の関心事には関係ないけど他のことに役に立ちそうだとか、ゆっくり読んでいる時間がないけど後で読みたいというようなサイトに出くわすことは多い。そんな時にEvernoteに保存しておいて、あとで時間があるときに見直すのに、この機能は便利だ。

ウェブクリッパーは、サイトのURL情報を保存しておいてくれるので、あとで簡単にそのサイトに戻れる。WindowsやMac用のデスクトップアプリに付属しているウェブクリッパーだと、多少レイアウトは崩れるがサイトをそのまま保存してくれるので、オフラインでもある程度内容を確認することができる。さらに、保存しておいたサイト情報に、あとから自分のメモを付け足したりタグを付けたりといったことが簡単にできるので、かき集めた情報の再利用がしやすい。

ウェブクリッパーの入手方法だが、IEとSafari用のものはそれぞれWindows用かMac用のデスクトップアプリをインストールすると自動的に設定される。ChromeやFireFox用のウェブクリッパーはそれぞれのブラウザでEvernoteのダウンロードページに行き、リンクをクリックすると数秒でインストール完了だ。ブラウザのツールバーにEvernoteのアイコンが表示され、気になるサイトを見つけたらそのアイコンをクリックすればよい。



Evernote用のWindows版デスクトップアプリ最新版は、.Net Framework3.5が必要になる。スペックの低い古いパソコンだと、インストール自体が非常に困難だったり、めちゃくちゃ重くなったりする。その分、いろいろと便利なおまけがついているのだが、我が家のパソコンの内の1台はインストールを断念した。それでも、ウェブクリッパーだけなら軽いし簡単にインストールできたので、そのパソコンでも結構いろいろなことが出来る。Evernoteのサイトにログオンすれば、ブラウザ経由で自分のデータにほぼ問題なくアクセスできるし、ブラウザ上で編集も新規作成も可能だ。

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2010年06月02日

Evernoteの便利な使い方(1)

EvernoteというWebサービスがある。しばらく前から日本語にも対応した。その頃から使ってるが、今では手放せない便利な道具になっている。使い始めた頃は、正直なんだかよく分からなかったが、ここに情報が溜まってくると非常に便利なものになってきた。



Evernoteというのは、一言でいうとWeb上の貸しスペースのようなものだ。どんな情報であろうとここに放り込んでおけば、後で探したり考えをまとめたりするのに使える。Web上に自分専用のフォルダがあるような感じだ。もっとも、DropboxやGoogleドキュメントのように似たようなサービスは他にもある。でも、他を差し置いてEvernoteにハマった理由はいくつかある。

Evernoteは基本的に無料のサービスで、自分専用のスペースが持てる。面白いのが、1ヶ月にアップロードできる情報量のみに制限があり、保管出来る情報の総量にどうも上限がないらしい。Dropboxの情報量の上限が10Gまでと決まっているのとは対照的だ。10Gといったらけっこうな量だから、当面は何も気にせず溜め込んでいけるだろうが、そのうちいっぱいになってきたら、何を削ろうかなどと悩まなくてはならない。最近まで上限が2Gくらいだったから、けっこう深刻だった。そういった意味ではEvernoteは、サービスが継続している限り半永久的に情報を溜め込み続けることができる。

前置きはその辺にして、ひとつ便利な機能を紹介したい。Evernoteには非常に優れたOCRが組み込まれているらしく、画像情報から文字列検索ができる。日本語でも大丈夫だ。そこで、私は仕事でたまった名刺をかたっぱしから写メでEvernoteに送ってみた。Evernoteにアカウントを作成すると、自分専用のEvernote投稿用メールアドレスが発行されるので、そこ宛に携帯で写真をとって送ればよい。受信した画像情報は自動的に保存される。

名刺の写メを受信した直後はさすがに文字を読み取れないが、しばらく放っておくと文字列検索が可能になる。しかも、画像がひっくり返ってようが多少傾いていようが、ちゃんと読み取ってくれるのだ。めんどうな名刺の整理からついに開放された。これだけでも十分なご利益があるというものだ。






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