2011年01月19日

iPadの2010年累計販売1500万台

Appleの正式発表だそうだから、2010年1年間にiPadが1500万台売れたというのは本当なんだろう。すげえ数だ。記事によると、全世界の累計売上台数だそうだ。ん?全世界での売上台数だとすると、意外と少ないような気もする。まあ、値段が高いからしょうがないか。



ちなみに少しデータは古いが、2009年度(2009年4月〜2010年3月)の任天堂DSの世界販売台数は2711万台、Wiiが2053万台だそうだ。値段帯も違うしジャンルも違うので、単純に比較はできないが、発売開始からしばらくたって、ブームが沈静化した感の強いこれらの端末が、未だにこれだけ売れているのはたいしたものだ。その辺を考えると、iPadはまだまだ伸び代がありそうだ。



そういえば、AmazonのKindleは2010年に800万台売れたらしいと、昨年暮れ頃に話題になっていた。Amazonはこの手の情報を開示しない方針だから、この数字は憶測に過ぎないがBloombergが言っているんだからある程度信ぴょう性はあるだろう。2009年末までに売った分を合わせると、累計1000万台以上になるようだ。Kindleはモノクロだし、電子書籍専用の単機能端末だし、iPadやWiiと違って用途がかなり限定されるのに、iPadの半分以上売れてるってのは、ある意味すごいかもしれない。





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posted by Fion at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月16日

Apple、iPad用無料電子雑誌を禁止

Appleが出版社各社に、iPad用の無料電子雑誌の配布差し止めを求めているというニュースを、ここ2〜3日よく目にする。それでちょっと読んでみたら、単なる無料コンテンツということじゃないようだ。

出版社の中には、紙の雑誌や新聞の有料購読者向けに、同じコンテンツの電子版を無料で提供するというサービスをやっているところが多いそうだ。日本の話じゃなくて、主として欧米の出版社の話だ。つまり紙バージョンを買ったお客さんは、希望すれば自分の端末用に同じコンテンツの電子版をダウンロードして電子書籍端末等で楽しめるという仕掛けだ。その一環で、各社iPad用の無料コンテンツも提供しているわけだが、Appleはそれをやめろと言っているわけだ。

http://www.the-digital-reader.com/2011/01/14/apple-to-nix-free-ipad-editions-for-print-subscribers/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed:+NatesEbookNews+(The+Digital+Reader+blog)

Apple to nix free iPad editions for print subscribers? | The Digital Reader"



Appleにしてみれば、出版各社の紙バージョンの雑誌の販売には全く関与していないわけで、そこから収益をあげることはできない。読者サービスで提供される電子版は、そもそもそれ自体無料なので、デジタルコンテンツの売上に対して課金しているAppleに金は入らない。それは見過ごせないという理屈なんだろう。まあ、Appleの理屈もわからなくはない。Appleが出版各社に出した警告はかなり強気だ。伝えるメディアごとにニュアンスは少し異なるが、バクッと言うと「無料版を出すなら、手数料を払ってApp Store経由で出せ、3月末までにApp Storeに登録しないと無料コンテンツを削除する」てな感じだ。

そういえば、昨年暮れにiPad用電子雑誌の売上が低迷しているという記事もあちこちに出ていた。これは主として紙バージョンと大して変わらない内容なのに紙バージョンより高いのが原因だったようだが、いずれにしても電子雑誌や新聞が、Appleが期待したほど収益が上がっていないんじゃないだろうか。でなければ、これほど強硬に無料コンテンツの配布に噛み付かないだろう。

http://japanese.engadget.com/2010/12/29/ipad-magazines/

iPad の電子雑誌アプリが各誌売り上げ低迷中。WIRED、GQなど | Engadget日本版



さて、これを受けて出版各社はどうするんだろう。いくつかはAppleの意向を受けてApp Storeに金を払って無料コンテンツを配信するだろうけど、電子版配信の代わりにWebサイトで見られるようにするとか、RSSで配信するとか、いろんな逃げ道を考え始めるような気がする。中には、「iPad以外は無料電子版を提供します。」なんて所も出てくるかもしれない。あんまりAppleに旨みはないような気がするが。



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posted by Fion at 12:44 | Comment(1) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月11日

おバカなiPadアクセサリー

iPad用のアクセサリーもいろいろ出揃ってきて、おバカなものもずいぶんたくさんある。脱力系おバカアクセサリーをちょっと集めてみた。まずはAmazonで売っているものから。


《iBallzとデラックススタンド》

こちらのデラックススタンドは、当初Kindle用に作られたらしいが、商品名に「iPad用」と入れると売れるらしい。寝っ転がって読書派にはちょっとそそられる製品ではある。ちなみに、普通の紙の本もセットできるそうだが、なぜか電子書籍のアクセサリーに分類されている。

Deluxe Kindle Stand & iPad Stand


iBallzはゴム製のボールをiPadの角に4つ装着して、衝撃から端末を守るという物。見た目のおバカさとは裏腹に結構売れているらしい。iPadに限らず大抵のタブレット端末に装着可能だが、iPad専用として売られていた。

iBallz




《iArm》

iPadを腕に装着できるベルトだそうだ。iPad以外にもいろいろと応用がきくと威張っている。8ドル出して買う人がどれだけいるのかちょっと興味がある。



《iPad Bicycle Dock》

これは売っているものではなくて、自転車に乗ってiPadを使いたいと思った人の自作のようだ。運転しているときは前を見て欲しい。



《iPad Dock for BMW》

冗談かと思っていたが、マジで売っているらしい。



《iCon Bed》

iPad用アクセサリーの中で、確認されている限り最も値段が高いのがこれだそうだ。iPad用ドッキングポートが2つ、枕の上についていて、ここにiPadを装着している間に充電ができる。その他、250Wのアンプとスピーカー4つを内蔵している。イマイチ意味不明だ。ちなみに価格は2万ドルだそうだ。誰が買うんだろう。



《iCade》

個人的には、今まで見つけた中では一番脱力系のアクセだと思う。でも結構マジで商品化する予定なんだそうで、ゲーム大手のAtariも一枚噛んでいるようだ。今年の春先に発売予定で、値段は100ドル前後との噂がある。発売と合わせて、このiCadeをどんなゲームでも使えるようにするためのAPIもリリースされるそうで、ガチにマジだ。




【感想】

やっぱりiPadはすごい。これだけユニークなアクセサリー類が出るというのも、iPadが遊びゴコロをそそるガジェットだからだろう。Kindleなどの電子書籍端末じゃこうはいかない。せいぜいカバーとかスキンくらいのもんだ。



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posted by Fion at 12:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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