2011年03月04日

イマイチなiPad2の評判 - Xoomが意外と健闘

昨日iPad2は、またバカ売れするんじゃないかと書いたが、アメリカでは手放しに大絶賛というわけでもないらしい。もちろん、「すげー」とか「Cool!!」とかいった評もあるが、昨年の初代iPadリリース時にはあまり見られなかったネガティブな評も、今回は結構あちこちで見る。2匹目のどじょうは、そんなに美味くなかったということか。

http://www.teleread.com/ebooks/the-ipad-2-pretty-shiny-but-largely-incremental/

The iPad 2: Pretty, shiny, but largely incremental | TeleRead



まずはTeleReadの評だが、もしかして寝ている間に無意識に自分で書いたんじゃないかと思ってしまうくらい、私が自分で書きそうなことが書いてある。要するに、「初代にくらべて速くなったし、カメラも付いたし、相変わらずかっこいいし、思わず欲しくなるのは分かるけど、全部想定内の改良だし。。。」って感じと、「電子書籍コンテンツのアプリ内課金問題が響いて、もはやあまり魅力的な端末じゃないし。。。」というようなことが書いてある。

http://www.zdnet.com/blog/btl/your-choice-motorola-xoom-or-apple-ipad-2/45610

Your choice: Motorola Xoom or Apple iPad 2? | ZDNet



http://www.techrepublic.com/blog/hiner/peoples-choice-motorola-xoom-or-apple-ipad-2/7783

People's choice: Motorola Xoom or Apple iPad 2? | TechRepublic



この2つはTechRepublicとZDNetというIT系サイトでやったアンケート調査で、iPad2とXoomのどちらを買うかという2択だ。どちらもIT系のネタを扱う似たようなサイトだが、ユーザ層が若干異なる。ZDNetはどっちかというと一般ユーザ寄りで、TechRepublicはどっちかというとエンジニアやオタク向けだ。まだ投票を受け付けているが、今のところどちらのサイトでもなんとXoomがiPad2より得票を集めている。最終的にどっちになるかまだわからないけど、最低限Xoomが互角の戦いを挑んでいるようだ。



アメリカじゃXoomのWiFiのみモデルというのがなくて、3Gモデルのみになるらしいので、もしWiFiのみモデルがもうちょっと安く提供されていたら、Xoomがもっとポイントを稼いでいたかもしれない。Appleもウカウカしていられないなぁ。まあ、TechRepublicもZDNetもITどっぷり系だし、一般の評価とは多少ずれる可能性もある。AndroidというだけでXoomに若干オタク臭が漂うのは避けられないが、iPadはそこまでオタッキーに映らないし、なんといってもかっこいい。やっぱり、iPad2はそこそこヒットするような気がする。


関連記事:
iPad2がやってくる・・・けど | Fionの与太話(2011年3月3日)


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posted by Fion at 12:22 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月03日

iPad2がやってくる・・・けど

昨日のIT業界ビッグニュースといったらなんといってもiPad2のリリースだろう。細かくは検証していないが、ざっと見た印象では、「ふーん、こんなもんか」というのが正直なところだ。iPad向けKindleアプリの撤退が時間の問題になっている今、電子書籍オタクにとってiPadはそれほど魅力的な端末でもない。サイズがちょいと小さくなって若干軽くなって、いろいろ機能が強化されているようだが、基本iPadはiPadだ。とはいえ、読書以外に目的がたくさんある人には、まだまだ魅力的な端末だろう。まあ、細かい検証は他にいくらでもやっているサイトがあるだろうから、ここではやらない。どっちかというと値段設定に注目したい。

初代iPad以降次々と登場するタブレット端末があの手この手で差別化を図ってくるので、サイズや機能では今更あんまり驚かない。それよりも、これだけいろいろとてんこ盛りの端末を、一番安いのだったら500ドル、4万円そこそこで入手できるという果敢な値段設定に衝撃を受けたタブレットメーカーはいっぱいあるんじゃないだろうか。

http://reviews.cnet.com/8301-18438_7-20038411-82.html?part=rss&tag=feed&subj=FullyEquipped

iPad 2: Big trouble for Android tablets? | Fully Equipped - CNET Reviews



この記事にもあるように先ごろ発表になったばかりのXOOMには、この新しいiPad2の値段設定は脅威だろう。同時に初代iPadも値段を下げたみたいだし、発表の時期が近いだけに、せっかくAndroid3.0初のタブレットなのにXOOMの800ドルというのがやたらと高く見えてしまう。他のタブレット端末メーカーにとっても、iPad2の機能と値段のバランスがひとつのベンチマークになってくるわけで、メーカーによってはプロジェクトの修正を迫られるところもあるかもしれない。

http://ireaderreview.com/2011/03/02/ipad-2-and-implications-for-kindle/

"iPad 2 and implications for Kindle | Kindle Review



一方で、KindleやNook、Sony Readerなどの電子書籍端末にとっては、iPad2はそれほど脅威にはならないようだ。Kindle3の3Gモデルだって200ドルを切る。iPad2が200ドルで買えるというなら別だが、価格帯も機能もビジネスモデルも明らかに違うから競合しないということだろう。

iPad2はなかなか魅力的な端末だ。カメラも付いて用途も広がった。初代iPadより手が出しやすい値段になったし、多分また一般ニュースでも取り上げられるくらいバカ売れするんだろうなぁ。個人的には、iPad2の発表を受けてAndroid陣営がどんな端末を出してくるか、そっちの方が興味がある。


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posted by Fion at 13:52 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月23日

iPadからKindleアプリが消える日

電子書籍や電子雑誌等のコンテンツをiOS向けに販売するんなら、Appleに上がりの3割を上納するよう出版社に求め始めたのが先月だ。AmazonやB&NのiOS向けアプリの動向が注目されていたが、どうやら結局排除されることになるらしい。まあ、AmazonもB&Nも日本語の本を扱っているわけじゃないから、日本ではそれほど影響はないだろうけど、この記事によると、上がり3割以前の問題らしい。

仮にAmazonやB&NがAppleの意向を受けて、Appleのアプリ内にショップを作って3割上納を受け入れたとしても、Appleのアプリ内ショップのシステムがAmazonやB&Nの膨大なタイトル数を扱いきれないことが判明したんだそうだ。記事によると、Appleのシステムではひとつのショップで3,000タイトル以上の取り扱いが出来ないそうで、70万タイトルを誇るAmazonのショップを設置するなどトンデモナイということだそうだ。マジかよ。



TSUTAYA GALAPAGOSが2万3000タイトル余り、品揃えが少ないと言われているSony ReaderのReader Storeだって1万3000タイトルあるのに、システム上3000タイトルしか扱えないというのは、いかにもお粗末だ。これじゃ、自己出版レベルじゃないとショップを作れないじゃないか。



Appleが何をやりたいのかイマイチ不明だ。でも、3000タイトルじゃ自前の本屋だって品揃に無理があるだろう。 そんな中、iOSをパスする動きが出始めたようだ。ReadabilityというWebサービスがある。ちょっと変わったサービスを提供しているサイトで、実のところ私もよくわからない。説明を読んだ印象では有料版Instapaperみたいな感じだ。つまり、ちょうどInstapaperのように、Webサイトなどから広告を排除し本文だけを抜き出して、読みやすいレイアウトで表示しなおすサービスだそうで、オンラインの電子書籍リーダーといった扱いらしい。



ユーザは毎月いくらか支払ってReadabilityを利用する。ユーザからの収益の7割は、ユーザがReadabilityを使って読んだ記事の著者なり出版社なりに直接支払われ、残り3割はReadabilityのメンテナンスやアップデートの費用に当てられるという仕掛けなんだそうだ。Instapaperや無料のRSSリーダーがいっぱいあるのに、いったい何がありがたくてReadabilityにお金を払うのかイマイチよくわからないが、それはともかくReadabilityはAppleの要請に対して、iOS用アプリを配信しないという結論を出したようだ。

Readability自体はAppleの商売に大した影響はないだろうけど、3割上納ルールよりもむしろシステムの脆弱さ故に、iOSのサポートを断念する出版社や本屋が出てくるかもしれない。


関連記事:
Apple、iPad用無料電子雑誌を禁止 | Fionの与太話(2011年1月16日)
Appleの野望 - 他社製電子書籍アプリを排除 | Fionの与太話(2011年2月1日)


【追記】

このブログに関連してシナジーソフトさんから情報をいただいた。3000種類の件はiTunes Connectデベロッパガイドで公開されている情報だそうだ。

@2012fi 1アプリ3000種類まで追加データが作れる件は、iTunes Connect デベロッパガイドで公開されています。
http://bit.ly/cli4lh 1万2千タイトルならジャンルごとに別アプリにできますが、70万タイトルだとムリですねぇ。。。less than a minute ago via web




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posted by Fion at 22:25 | Comment(0) | TrackBack(0) | iPad | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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