
《日本語が使える》
アメリカでしか売ってないアプリなので、どうせ英語しか使えないだろうと思い込んでいて、そのつもりで使い始めたのだが、なんと日本語入力ができる。当然ながらメニューや説明は英語のみだが、日本語でメモが作成できるだけでもだいぶ助かる。ちょっとびっくりした。とはいえ、文字の入力は端末の入力方式に依存しているようで、日本語入力ができるのは日本語版Kindleのみのようだ。過去に購入した英語版Kindleでは英語しか使えない。
《カレンダー連動》
標準でDiaryとTaskというフォルダがついていて、それぞれ内臓のカレンダーと連動している。Diaryフォルダは日記を書くためのものだが、別に日記を書かなくても普通にメモをこのフォルダに作成しておけば、日付で探すときに便利だ。Taskフォルダにアイテムを作成すると、チェックボックスがついてくる。Taskを完了したときにチェックすればいいというシンプルなものだ。

《ちょっと残念なところ》
まずはひとつのメモに入力できる文字数が、以前のNotepadに比べれば大幅に増えたものの3100文字に限定されることだ。まあ、この端末でそれほど長文を書くこともないので普通に使う分には十分だろう。
それから、作成するメモの数に制限はないが、表示できるのはひとつのフォルダにつき100件までだそうだ。つまり100件以上のメモがある場合は、表示されないメモがある。これも、フォルダをたくさん作成することで回避できそうだ。
一番残念なことは検索機能がついていないことだろう。ちなみに端末の検索機能を使ってみたが、NotePad Plusのコンテンツには検索が利かなかった。これは是非改善してもらいたいので、製造元にメールで要望を出しておいた。
《注意事項》
このアプリ、Kindle2以降のほとんどの端末で使えるようだが、Kindle Touch等一部の端末では作成したメモの編集や削除ができない等の不具合があるようだ。以前の端末を使っている人は購入前にユーザー・レビューを確認した方がいいだろう。
関連記事:
Kindle用テキストエディタNotepadを使ってみる
アメリカ限定版Kindleを買ってみた