2012年12月01日

ご無沙汰です

リストラ、就活、再就職、研修等々、個人的に多忙だったせいでこのブログもしばらくほったらかしになっていたが、ようやくちょいとゆとりができてきた。忙しかったとはいえ、世の中に無関心だったわけでも本を読むのをやめていたわけでもない。

ばくっと電子書籍関連の出来事をピックアップすると、まずAmazonに先立って楽天がKoboを売り出したわけだが、正直あんまり興味は引かれなかった。日本のAmazonが日本語版Kindleの「近日発売」をすでに発表していたし、そっちを待ってればいいかと漠然と思っていたわけだ。それに発表された情報を見る限りKoboは端末としてはそれほど目新しいものでもない。

《楽天Koboのこと》

ところが、8月の終わりごろだったか、楽天からKoboのモニタ依頼のメールが来た。なんでもKoboを無料で提供するから、2回ほどアンケートに答えろといった内容だった。無料でもらえるなら試してみようと受諾した。数日後Koboが届きアカウント設定をして、ためしに数冊購入して読んでみた。初期セットアップでトラブル多発だとか、サポートの対応が悪いとか、あまり芳しくない噂が飛び交っていたが、特に何のトラブルもなく設定完了。たぶんある程度対応した後の端末を送ってきたのだろう。

使ってみての感想だが、Kindlerの私としては正直完成度が低いと感じた。最近ではファームウェアがアップグレードされて解消されたが、もらった当初は無線LANの圏外に出るとエラーメッセージが頻繁に出て非常にうざかった。

Koboで本を読んでいると、時々「バッジ」獲得のメッセージが何の脈絡もなく表示される。「バッジ」とは何ぞやと思って調べてみたら、たくさん本を読んだとか、何時から何時の間に何回読んだとか、一定の条件をクリアするといろんなバッジがもらえるというシステムらしい。当初はやたらバッジが届いたが、ひととおり貰いつくすとほとんど届かなくなった。いまいちよく意味がわからない。まあ、こういうのを楽しみにする人もいるのだろう。

《日本語版Kindle PaperWhite》



そんなわけで、日本語版KindleまでのつなぎとしてしばらくKoboを使っていたわけだが、野田総理の「近いうち」より長かった気がする「近日」がようやく実現した。PaperWhiteの画面が白い理由がわかってちょっとがっかりしたが、暗いところでも本が読めるのは意外と便利だ。要するにスクリーンを枠の横からフロントライトで照らしているだけなのだが、その分若干Kindle4に比べて重量が増しているようだ。

暗い場所でも目に負担をかけることなく(照度を調節できる)本が読めるというのは、私としては非常にポイントが高いのだが、それ以外は端末自体の性能としてはKindle4とたいして変わりはない。ページめくりなどの操作性はKindle4の方が若干いいくらいだ。

でも、本を探すとか自分のドキュメントをメールで送るとかいったお馴染みのKindleのサービスは日本でもそのまま使えるし、日本語版Kindleには英英、英和、国語辞典等いろんな辞書が最初から入っていて、後から追加もできるし標準で使う辞書を切り替えることも簡単にできるようになった。ちょっと嬉しかったのは、知らない単語を調べたとき標準設定した辞書に載っていない単語だったら、自動的に内蔵されている他の辞書から調べてくれることだ。

もうひとつ、PaperWhiteの新しい機能で妙なのが、読書時間の表示だ。ユーザの読む速度を計測して、本(または読んでいる章)を読み終わるまでの時間の目安を時々表示する。電子書籍は読書の進捗状況がわかりにくいという欠点があるが、いろいろ工夫を考えるものだ。良し悪しは人によって別れるところだろう。

《やっぱりKindle》

楽天もKobo Gloをリリースしたようで、端末の機能としては大して差がないのが現状だ。品揃えも大差ない。でも、やっぱりKindleが届いてからはKoboにほとんど触らなくなってしまった。これまで数年にわたってKindleを使い倒してきた気安さもあるが、端末以外の部分が大きい。本の探しやすさ、Send to Kindle等はもちろんだが、紙バージョンしかない本には、アメリカのAmazonのサイトと同様「Kindleで読みたい」ボタンがついた。

Koboにも電子書籍にして欲しいというリクエストを受け付ける気はあるようだが、「リクエストはこちら」ボタンをクリックすると、Eメールが起動する。ワン・クリックでリクエストできるのと比べると、めんどくさい。メーラーが起動した時点で止める人も多いだろう。(私もそうだ)

毎年のように「電子書籍元年」といわれてきたが、ようやく本当の「電子書籍元年」が来たようだ。
posted by Fion at 11:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | キンドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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