2011年06月15日

Kindleは残った・・・Appleのルール変更

AppleがSony ReaderのアプリをiOSから排除したのは記憶に新しいが、それに合わせて同様のアプリも排除されることになるんじゃないかという憶測が飛び交った。Sony Readerアプリと同様のものといえば、KindleやNookなどだ。仕組みとしてはSony Readerアプリとほぼ一緒で、それぞれ電子書籍を販売しているサイトがあり、そこで購入した書籍をリーダーアプリで読むというものだ。これだと、App Storeの外で書籍が販売されるので、Appleに上がりが入らないから拒絶するという理屈だ。新規参入のSony Readerアプリは最初から拒否されたが、既存のKindleやNookは暫定的に6月までに撤退するか、App Store内で電子書籍を販売するかの2択を迫られていたというわけだ。

その期限の6月を迎えて、Appleがルールを変更したのは既報のとおりだが、そのおかげでKindleアプリは晴れてiOSに残留することになった。現状日本語の本を売っていないKindleショップだから、日本での関心は余り高くないようだが、英語圏の本好きiPadユーザの多くは安堵しているようだ。

http://blogkindle.com/2011/06/apple-changes-app-rules-to-avoid-losing-kindle-nook-kobo-and-more/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+BlogKindle+%28Blog+Kindle%3A+The+Amazon+Kindle+Blog%29

Apple Changes App Rules To Avoid Losing Kindle, Nook, Kobo, and More | Kindle Blog



というのも、iPadで読書を楽しむユーザの多くは、iBookではなくKindleアプリを使っているそうだ。AmazonのKindleショップで売っている本を買うのに、Kindle端末を持っている必要はない。Kindle端末以外でもiOSやパソコン、Android等様々なプラットフォーム用に無料で配布されているKindleアプリをインストールすれば、好みの端末でKindle本を読むことが出来る。

iPadのiBookアプリもKindleアプリも、使い勝手に大きな差はない。ではなぜKindleアプリが支持されているかというと、品揃えや本の価格、そしてユーザ専用サイトや同期サービスなどの様々な付加サービスだろう。特に品揃えは大きい。Kindleの品揃えはiBookstoreの10倍じゃきかないだろう。iBookがたくさんあるアプリの一つという位置づけで、売れ筋の本や雑誌を並べておけばいい程度の品揃えなのに対して、Kindleはディープな本好きの満足度を高めることに特化している。

この記事では、KindleやNookのユーザを失いたくないからAppleが態度を軟化させたんだと言っているが、そこまでじゃないにせよ、Appleが想定していた以上にKindleアプリユーザが多かったということは言えそうだ。Sony Readerアプリだけが割を食ったということか。


関連記事:
Appleの野望 - 他社製電子書籍アプリを排除 | Fionの与太話(2011年2月1日)
iPadからKindleアプリが消える日 | Fionの与太話(2011年2月23日)


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posted by Fion at 14:29 | Comment(0) | TrackBack(0) | ITメモ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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