2011年01月21日

Kindle活用術 - Instapaper

Kindleは電子書籍を読む以外にも、色々と便利な使い道がある。昨日も書いたが、Kindle専用のメールアドレス宛に、WordやPDFを送っておくと、しばらく待っていればKindle用フォーマットに変換されてKindleの端末に自動的に届くという便利なサービスがある。これをちょっと応用して、Webで見つけた「面白そうだけど長い記事」を片っぱしからKindleに転送して、あとでゆっくり読むなんてこともできる。



《Instapaperの基本機能》

InstapaperというWebサービスがある。使っている人も多いかもしれないが、サービスが英語だけなので、ちょっと抵抗がある人もいるかも知れない。ブックマークサービスの一種で、時間がなくてあとで読みたい記事などを見つけたときには、「Read Later」ボタンをクリックしておくと、リンクが保存されるという仕掛けだ。ここらへんまでは「はてなブックマーク」あたりとほとんど一緒だ。似たようなサービスは他にいくつもある。

http://www.instapaper.com/

Instapaperのサイト



《テキスト表示機能》

ブックマークした記事は、Instapaperのサイトで「Text」ボタンを押すと、文字情報のみを読みやすいレイアウトで表示してくれる。段組がややこしいサイトとか、広告がやたらたくさんあるサイトなどは、こっちの方が読みやすいものも多い。図表やイラストが重要な記事では使えないが、文字中心の情報だったらこれで十分だ。この状態で例えばEvernoteにクリップすると、Evernoteでありがちなレイアウト崩れも防ぐことができる。

《Kindle連動機能》

Instapaperの一番の特徴は、Kindle連動機能だろう。Instapaperでクリップした記事は、標準で「Unread」つまり「まだ読んでない」フォルダに保存される。記事を読み終わったら、「Archive」つまり「しまっとく」ボタンを押して保管用フォルダに移動するというのが、正しい使い方のようだ。つまり「Unread」フォルダには、クリッピングしたけどまだ読んでいない記事だけが溜まっていることになる。

Kindle連動サービスを登録しておくと、定期的に「Unread」フォルダに溜まっている記事をまとめて、Kindle用フォーマットに変換してKindle端末に送ってくれる。頻度は「毎日」と「毎週」のどちらかを選べる。

《Kindle連動機能設定時の注意事項》

Instapaperにユーザ登録したら、「Account」リンクをクリックして「Manage my Kindle settings」を開くとKindle設定画面が開く。ここで、メール転送の頻度を設定し、Kindleのメールアドレスを登録する。ここで、@以下を「free.kindle.com」に設定すると料金はかからない。

「無料のアドレスはKindle3でしか動かない」というような警告が出るが、Kindle2以前のバージョンでもパソコンにはリンク付きのメールが届くので、USBケーブルで本体にコピーするのが面倒でなければ、お金を払わずにサービスを利用することが出来る。(無料アドレスについての詳細はこちら)

設定情報を入力したら「Save changes」ボタンを押すのを忘れないように注意。

次に、Amazonのサイト側の設定が必要だ。Kindleへのメール転送機能を使う場合、あらかじめ登録してあるメールアドレス以外からは受信しないようになっているので、Instapaperの送信者メールアドレスを、許可するアドレス一覧に登録しておく必要がある。Instapaperのサイトにも書いてあるが、「kindle.qwpae@instapaper.com」をAmazonの「Manage Your Kindle」サイトで登録する。

登録が無事完了したら、後はWebサイトを閲覧しながら適当に「Read Later」ボタンをクリックしていればよい。気がつくとKindleに未読記事がまとめて転送されてくる。英語のサイトはもちろん、日本語のサイトも特に文字化けもせずちゃんときれいに変換されてくる。

《その他の便利な機能》

メールの自動転送を待っていられない場合は、「Unread」フォルダ内のコンテンツのテキスト情報をKindle用フォーマットに変換して即時にダウンロードすることもできる。「Unread」ページのサイドバーに「Printable」「Kindle」「ePub」の3つのアイコンがあり、「Kindle」をクリックするとその場でAZWファイルがダウンロードできる。これをUSBケーブルでKindle本体に移せばその場でKindleで読むことができる。

「Printable」は、そのまま印刷できるフォーマットに変換して表示してくれるが、PDFなどにする場合は便利かもしれない。ただし、個人的印象で言えば、Kindleフォーマットでダウンロードした方が見た目が読みやすい。また、「ePub」をクリックすると同じ内容をePubに変換してダウンロードできる。Sony ReaderなどePubをサポートしている端末で読むならこれが便利だろう。


関連記事:
Kindle活用術 - メールアドレスの使い方(2011年1月20日)



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posted by Fion at 10:21 | Comment(2) | TrackBack(0) | キンドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも、貴重な情報をありがとうございます。

お陰さまで、Instapaperの使い方がわかりました。Kindleではブラウザで読んでいましたが、これからはメールで読んでみようと思います。
Posted by Manabu Tanahashi at 2011年01月21日 21:24
Manabu Tanahashiさん、

コメントありがとうございます。Instapaperはなかなか使いやすくて、気に入っています。是非メール機能も試してみてください。
Posted by Fion at 2011年01月22日 08:28
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