2010年10月25日

キンドルのアメリカ限定サービス

Amazon.comでキンドル関連のコンテンツを買おうとすると、よくダメと言われる。「アジア・パシフィック地域の人はダメです」というようなメッセージが表示され、購入できない。無料の本でもそういうのが結構ある。先日リリースされた「Kindle for the Web」という立ち読み機能も、日本からでは使えない。ブログやキンドル用ゲーム、一部の新聞・雑誌も、アメリカ国内限定だ。まあ、他にもたくさん読みたい本があるから、差し迫って困っているわけではないが、ちょっと面白そうな本を見つけて、「ダメです」と言われたときはがっかりする。

私はキンドルのアメリカ国内限定などの制約は、IPアドレスで場所を特定しているのかと思っていたが、どうもそうではないらしい。飲み屋で知り合ったアメリカ人に聞いた話だが、彼のキンドル本に制約はないそうだ。都内某所の彼の自宅のパソコンからは、「Kindle for the Web」も問題なく使えるとのこと。日本の消費者は、買えない本がたくさんあると言ったら、驚いていた。ちなみに彼は、Amazon.comのShipping Addressを、故郷のコロラドのままにしてある。

そこで、試しにAmazon.comの自分のアカウントにアメリカ国内の住所を登録して、Kindleの設定も変更してみた。すると、変更情報が認識されるまで多少待たされたものの、アメリカ国内限定本に晴れてアクセスすることができた。アマゾンのホームを表示すると、相変わらず「日本でお買い物しましょう!」というバナーが出るが、ここはIPで表示を制御しているんだろう。それ以外は、特に制約はなくなった。今まで見られなかった「Kindle for the Web」も正常に表示されるようになったし、ブログもゲームも購読できるようになった。

AmazonUS.jpg

アメリカの住所:右下に「Kindle Edition」のリンクがある



AmazonJP.JPG

日本の住所:「Kindle Edition」のリンクはない


* 「Kindle Edition」は「Kindle for the Web」の立ち読み機能のこと

ちなみに、私の場合アメリカの住所として、アメリカ国内にたくさんある転送サービスの一つを使った。アメリカ国内のショッピングサイトなどで買ったものや、郵便物を受け取って、アメリカ国外の指定する住所に転送してくれるサービスだ。昔からよくあるサービスだが、最近はネットで簡単に登録できるものが多い。私も昔は使っていたが、最近はアメリカでモノを買っても、日本に送ってくれるところが多くなってきたので、あまり必要なくなっていた。

毎月基本料金を払って、月額いくらまでは無料で、それを超えたら超過料金を取るというケータイみたいな料金体系のものや、年間登録料を取るもの、登録だけなら無料で、荷物1個につきいくらというものなど、サービス内容も様々だ。私は当然、使わなければ無料というサービスを使った。登録すると、アメリカ国内の住所が貰える。そこは実際の住所で、モノが送られてくると誰かが受け取ってくれるらしい。

アメリカの住所が入手できたら、Amazon.comに行って住所を追加し、更にKindleの設定画面に行って、引越しオプションを選び、追加した住所を選択して保存する。これで、しばらく待てば、アメリカ居住者と同等のアクセス権が得られる。

もっとも、アメリカ国内に親類・縁者などがいれば、その住所を使わせてもらうのもいいだろう。香港の知人は、勤務する会社のニューヨーク支社の住所を登録したと言っていた。みんないろいろやっているらしい。

まあ、日本のアマゾンがキンドルの商売を始めてくれれば、こんなまどろっこしいことなどしなくても済むのだが。



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posted by Fion at 12:33 | Comment(3) | TrackBack(0) | キンドル | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はじめまして。いつも役立つ興味深い情報をありがとうございます。

もしよろしければお教えいただきたいのですが、「Kindle for the Web」を見てみたいと思い、amazon.comの住所を変更したのですが、記事に書かれているKindleの「引越しオプション」は、Kindleの本体から操作するということになりますでしょうか。Kindle3を使用しています。色々と探したのですが、見つけることができるこのたびお伺いさせて頂きました。

なお、アマゾンのアカウントサービス内の、Your Account > Manage Your Kindle のYour CountryはUnited Statesに変更しています。

突然のお伺いでまことに恐れ入りますが、お返事を頂戴できますと大変幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by masami at 2011年01月11日 16:13
はじめまして。いつも役立つ興味深い情報をありがとうございます。

もしよろしければお教えいただきたいのですが、「Kindle for the Web」を見てみたいと思い、amazon.comの住所を変更したのですが、記事に書かれているKindleの「引越しオプション」は、Kindleの本体から操作するということになりますでしょうか。Kindle3を使用しています。色々と探したのですが、見つけることができるこのたびお伺いさせて頂きました。

なお、アマゾンのアカウントサービス内の、Your Account > Manage Your Kindle のYour CountryはUnited Statesに変更しています。

突然のお伺いでまことに恐れ入りますが、お返事を頂戴できますと大変幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
Posted by masami at 2011年01月11日 16:25
masamiさん、コメント&お問い合わせありがとうございます。

私が確認した限りでは、Amazon.comの「Manage Your Kindle」で住所をアメリカに設定すると、アメリカ限定の本とかが買えるようになって、「1-Click Settings」の住所をアメリカ国内に設定すると、すべてのサービスがアメリカ在住者と同じようになるようです。Kindle本体での操作は特に必要ありません。

違っていたらすみません。

それから、「Kindle for the Web」ですが、Kindle用の本のサイトでは表示されません。同じ本のキンドル以外のフォーマットをクリックすると、「Read first chapter for free」というボタンが出てきます。お試しください。
Posted by Fion at 2011年01月11日 18:02
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