2010年10月05日

シャープ GALAPAGOSを触ってきた - CEATEC2010報告

CEATEC2010に出かけた。いろいろ話題は満載だが、e-readerフリークの私としては、とりあえずGALAPAGOSだろう。先日発表された情報を元に検証してみたが、今日は実機に触れるというので、ちょっと張り切って朝一(といっても10時開場だが)にシャープのブースに乗り込んだ。

GALAPAGOSは、大きいのと小さいのの2サイズ展開されているが、大きい方はパッと見、iPadそっくりだった。画面がGALAPAGOSの方が若干細長く見えるが、一瞬iPadと見間違えそうだ。小さい方はやたら沢山展示されていたのに、大きい方は2台しか展示されていなかった。私も小さい方にしか興味はないし、大きい方には行列が出来ていたこともあって、小さい方だけじっくり見てきた。シャープも多分、小さい方をメインに売り出すつもりなんだろう。



《大きさと重さなど》

詳しい大きさや重さは、どこかのサイトで報告されるだろうが、持ってみた印象は大きさも重さも新書の本くらいな感じだ。私のKindle2(289g)よりはずっと軽く感じる。コンパクトで持ちやすく、裏面がベルベットタッチなのは気に入った。色は赤とシルバーがあるが、色がついているのは縁だけなので、どちらもあまり気にならない。

《操作性》

ホーム画面はいきなり蔵書のリストにようだ。前回も書いたが、この端末は単なる電子書籍リーダーというにはなかなか多機能だ。ブラウザもついているしメールもできる。他にも細々とアプリが搭載されていたが、デモ用なのか本番用なのかは分からない。いずれにしても、電子書籍をメインに据えながら、iPad的な遊び方もできる端末だ。だったら、いっそのこと開き直って、ネット端末という位置づけにしたほうがいいのではないか、と以前も書いたが、今日はその印象を強くした。

OSがAndroidなので、起動は速い、というか直前の画面をすぐに再現する。PDAのような感じだ。書籍や雑誌・新聞のページめくりは、iPadのiBooksのように画面にタッチしてめくるほか、トラックボールを転がしてもいいし、トラックボールをクリックしてもよい。ただし、いずれも感度がイマイチで、思うようにページがめくれないこともある。

キーボードは、iPadと同じような感じで、テキスト入力用のボックスをクリックすると、ぽわっと現れるスクリーンキーボードだ。でも、このキーボード、結構使いにくい。QWERTYモードでは、画面が狭いせいか、隣のキーと打ち間違える。

GALAPAGOS

GALAPAGOS



《次世代XMDF》

展示端末には電子書籍や新聞・雑誌などのサンプルが入っていた。電子書籍については、これまでのXMDFと大きな違いは感じなかったが、新聞・雑誌はちょっと面白い。記事全体のレイアウトを表示するモードと、記事本文を電子書籍のようにテキスト表示するモードの2つがあって、簡単に切り替えられる。

Kindleでも新聞や雑誌を買ってみたが、記事全体を表示するモードはない。ひたすら普通の電子書籍同様に、ページをめくって読み進めるわけだ。こんなもんだろうと思っていたので、それほど不便を感じていなかったが、記事全体のレイアウトがわかると便利だということがわかった。

だいたい、新聞や雑誌などというものは、大抵の人は斜め読みをして、興味があるところだけじっくり読むことが多いだろう。キンドル方式だと、電子書籍よろしく隅から隅まですべてじっくり読むことを強いられるが、GALAPAGOSの場合、レイアウト表示で全体を見渡しながら、気になる場所だけテキストモードに切り替えられる。キンドルでしばらくNews Weekを購読していたが、途中でメンド臭くなってやめてしまった。GALAPAGOS方式の雑誌なら、値段にもよるが気楽に購読し続けられる気がする。

《ディスプレイ》

カラー液晶タッチパネルだというから、iPadみたいに目が疲れるのかと思っていたのだが、思いのほか読みやすい気がした。iPadほどギラギラした感じが無く、EInkほどじゃないにせよ目に優しい印象だ。もっともこればかりは長時間読書をしてみなければ分からない。今日は、他の客の手前、1時間くらいしか遊んでいない(ってか、1時間も粘ったのかよ)ので、目の疲れ具合の判断は控えておこう。

《感想》

ページめくりの反応がとろいのが若干気になるが、東芝の参考出品のタブレットやDoCoMoのGALAXY Tab(*)に比べれば全然問題ない。手に持ちやすく軽くてしっくりするし、タッチパネルが指紋がついて嫌な人も、トラックボールで操作できるのがよい。端末としては、期待以上にこなれている。正直欲しくなった。

懸案事項としては、XMDFの品揃えが少ないことが一番に挙げられるが、TSUTAYAと提携してコンテンツ充実を図るということだそうだ。ってかTSUTAYAの得意分野は動画や音楽だろう。書籍の品揃えがどうなるか気になるところだ。書籍3万点とバクッと言っているが、その中に青空文庫が入るのだったら、それこそがっかりだ。

もうひとつの懸案事項は、Androidなのにカスタマイズが制限されているらしいことだ。これも未確認情報だが、GALAPAGOSはシャープかTSUTAYAか知らないが、どこか特定のサイトからしかアプリやコンテンツがダウンロード出来ないように、制限をかけるらしい。それじゃまるでiTuneじゃないか。自由を愛するアンチiPadユーザを取り込みたいのなら、是非再考を願いたい。


* 東芝のタブレットやDoCoMoのGALAXY Tabについては、気が向いたら後日レポートする、かもしれない。


関連記事:よりによってガラパゴス - シャープの電子書籍端末(2010年9月27日)


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