今回販売再開となったのは、オリジナルのHYBRID W-ZERO3ではなく、Softbank仕様のモデルだそうだ。HYBRID W-ZERO3はPHS回線の通信以外に、携帯用のSIMスロットが付いていて、電話には使えないがデータ通信に3Gが使えるという珍しい端末だ。従来のモデルは、この3Gの通信にDoCoMoを使っていたが、これがSoftbankしか使えなくなるらしい。料金が同じだから、実質変わらないとWillcomは言うが、実のところ料金が同じなのに通信品質が落ちるわけだから、サービスの質が落ちたと言える。

発売当時あれほど売れた機種だが、発売再開になるというのにあまり盛り上がっていないような気がする。思えばこの半年間に、いろいろな出来事があった。Willcomの経営不振、Softbankの介入、そして何よりも、たくさんの魅力的な端末が登場した。もはやHYBRID W-ZERO3は、他にも沢山あるスマートフォンのひとつに過ぎない。無線LANルータにも使えるというのは、今でもやっぱり目を引く点だが、だからといって購買動機になるほどのものかどうかは、ちょっと疑問だ。Willcomの将来も不透明(*)なのに、2年縛りの契約をするのは誰だって躊躇するだろう。
* ウィルコムのPHS事業縮小へ ソフトバンクが協力(asahi.com 2010年8月3日)より
「既存PHSは、約400万の顧客に迷惑がかからないよう、携帯電話や次世代技術への転換を促しながら順次縮小する。」
関連記事:
PDA 次に何を買うか(その1)
PHSが消滅する日
↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!

![]() | ![]() | ![]() | |
![]() |










