2010年09月27日

よりによってガラパゴス - シャープの電子書籍端末

シャープが電子書籍端末を発表すると言っていたのが今日だったので、ちょっと期待して待っていたのだが、結局のところ詳細はオアズケということらしい。でも、まあ外観と正式名称が発表になったので、よしとするか。とはいえ、よりによって「ガラパゴス」というネーミング。新XMDFが期待したほど海外で通用しなくて、本当にガラパゴスにならなければよいがと願う。



名前はともかく、発表されている情報からわかることを検証してみた。

《大きさ》

これは、以前から何となく分かっていたが、10.8型と5.5型の2種類が出るそうだ。iPadでも重くてめんどくさい私は、iPadよりでかい(そして重そうな)10.8型にはあまり興味はない。5.5型は大きさ的にはかなりよさそうだ。これで重さが200gを切るようだったら、購入を検討してみても良い。250gでも合格点だが、それ以上だったら買わない。

《スクリーン》

カラーのタッチパネルだそうだ。これで長時間読書したら、結構目が疲れそうだ。もう少し詳細がわかるまでは、判断を控えよう。

ガラパゴス、5.5型と10.8型


《ネット接続》

無線LANを搭載しているようだが、3Gはない。パソコン向けの同期用アプリが紹介されているので、USBかBluetoothでパソコンに接続できるのだろう。読書端末のみの用途だったら、ネット接続はそれほど重要じゃない。でも、WebブラウザやSNSアプリを搭載していたり、ゲームアプリが用意されていたり、広告配信なども視野に入れているようで、ネット接続を前提とした用途がかなりあるみたいだ。

《フォーマット》

シャープといえばXMDFだが、XMDF以外のフォーマットも対応予定だとプレスリリースには書いてある。まあ、OSがAndroidなので、キンドル本でもEpubでも、アプリを拾ってくればいいだけだが、それにしても発売前から「XMDFじゃなくても読めるよ。」とは、張り切って投入する新XMDFの普及に自信なさげに見える。


【評価。。。というか感想】

どうもシャープは、この「ガラパゴス」の定義を決めかねているような印象を受ける。電子書籍端末と謳いつつ、ネット接続を前提とした用途に、あれもこれもと手を出し、結局国産iPadみたいなものになってしまっているような気がする。

iPadを目指すなら、目指すで開き直って欲しい。iPad向けの日本語電子書籍の品揃えに比べれば、かなりマシとはいえ、30,000タイトルというのはちょっと寂しい。いっそのこと電子書籍は、いろいろ出来る事のひとつと割りきって、iPad的な展開を目指したほうがいいんじゃないだろうか。

自由度の高いAndroidをOSに採用している点は、私としては非常に興味深いのだが、残念ながらプレスリリースでは一言も触れていない。カスタマイズ可能な、いろいろ遊べる楽しい端末というのが、このガラパゴスの切り口だと思うのだが。。。

それから、最後に、Dynabook AZの評価のときにも書いたが、こういう楽しいネット端末は、それこそWiMaxでも内蔵して欲しいものだ。ネット接続の手段が無線LANのみというのは、特にモバイル向けの5.5型には、いかにも惜しい。豊富なネットコンテンツへのアクセスを考えれば、3Gはちと物足りない。CPUやメモリなどのスペックがわからないから、接続速度を上げればいいってもんじゃないかもしれないが、WiMaxなら3Gのようにキャリアとの関係もそれほどややこしくないみたいだし、検討する余地はあると思う。


関連記事:
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シャープのeBookリーダーってどんな感じ?
シャープ GALAPAGOSを触ってきた - CEATEC2010報告 (2010年10月05日)

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