標準では英語版だが、設定でメニュー言語を変更できる。日本語に設定することも可能だが、英語のまま使ったほうが分かりやすい。
このソフト、電子書籍を保存したり整理したりするだけじゃなくて、サポートしているフォーマット間で、フォーマット変更が簡単にできるのが便利だ。DRMがついているものは、フォーマットの変換が出来ないようだが、iPadのおかげか、最近は無料のEPUB書籍が割と簡単に手に入る。そういったDRMフリーの電子書籍を、キンドルで読めるようにフォーマットを変換してみようと思って、使ってみた。
《手順1》EPUBの無料本をゲットしたら、Calibreを起動して取り込む。
《手順2》取り込んだ本を選んで、「Convert E-books」をクリックする。
ここで、変換したいフォーマットを選択する。メタデータを編集したり、表紙の画像を登録したり、いろいろできるが、全部すっ飛ばしても差し障りはない。元の書籍の情報を、ある程度自動で取り込んでくれる。この辺は、Mobipocket Creatorよりも使いやすいかもしれない。
内容を確認したら「Output」ボタンを押すだけだ。ファイルサイズにもよるが、数分待っていると、目的のフォーマットの電子書籍ファイルが作成される。
《手順3》出来上がったファイルを、キンドルなどの端末にコピーして完了。
あっけないほど簡単に変換できた。EPUBをキンドルで読めるように何冊か変換してみたが、表紙の画像情報や、目次まで、ちゃんと変換されている。文字の大きさを変えたり、ブックマークやメモも、普通のキンドル本と同じようにできる。
更に、元の本が英語だったら、Text to Speechでちゃんと読んでくれる。これにはちょっとびっくりした。
Calibreは、簡易ビューワも付いていて、サポートしているフォーマットの書籍はパソコンの画面でも読める。キンドル以前に買い込んだ、山のようにある英語の電子書籍の整理にも役立ちそうだ。
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